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主力製品の使い捨て洗髪用具『パパットケリー』は、私の祖母が亡くなる前に感じていたジレンマを、なんとか解決したいという思いから生まれた製品です。
祖母は生前大変重度の骨粗鬆症で、圧迫骨折を何度も繰り返していたために、少し体を動かしただけでとても痛がる状態でした。そのため、家族は本人の痛みを確認しながら慎重に世話をしておりました。
しかし祖母は入院した際、慎重とは言えない雑なケアを受けており、私はその現場を見て病院の看護師さん達に強い怒りを感じたのです。
度々そのような現場に出くわしましたが、看護師さん達に共通して言えるのは、いつも『面倒くさそだった』ということです。一番胸が痛かったのは『機械浴』に連れて行かれた時の出来事です。
『機械浴』とは、歩いたり座ったりしにくい方が、座ったまま(或いは寝たまま)入れる入浴方法のことです。しかし、ベッドから車椅子やストレッチャーへ移動させなくてはいけないので少しは体を動かします。
「あいたー!あいたー!(痛い!痛い!)」と泣き叫ぶ祖母には目もくれず、優しい声を掛けることもなく、看護師さん達は淡々と祖母を車椅子に乗せ換え機械浴へと連れて行きました。
その頃の祖母は、異様に痩せて活力も落ち切っており、誰の目からみても死期が近づいているのが分かる様相でした。そんなおばあちゃんがこれほど痛がっているのに、無理やり入浴させる意味があるのでしょうか?
「寝たままで体を拭いたり、ベッド上で髪を洗ったりする方法はないですか?」と訴えましたが、看護師さん達の答えは一貫して「機械浴が最良のやり方」との一点張り。
しかし、独自に調べたところ、体拭きとベッド上での洗髪は清潔を保持するための一つの選択肢ではあることが分かりました。
そして、ベッド上での洗髪が難しく面倒くさい作業である為、医療や介護現場では
積極的に行われていない現状があることも知りました。
もしかしたら、その病院の看護師さん達も、手間のかかる作業を避けたかったのかもしれません。
もしベッド上での洗髪が簡単にできさえすれば、私たち家族でやってあげることもできます。あとは体を拭いてあげれば全身が清潔になりますので、機械浴の為に無理に移動させなくて済むのです。
ほどなくして祖母は亡くなってしまいましたので、結局何もしてあげる事ができませんでした。
しかし、祖母と同じように強引に機械浴へ入れられている方や、在宅介護で気軽に入浴できない方は世界中にいらっしゃるのではないかと思い、製品化を進める事にしました。
今になって思う事があります。
祖母が入院していた病院の看護師さん達も、かつては高い志を持って、患者さんの気持ちに寄り添った丁寧なケアを行おうとしていたに違いありません。しかし、日々の業務に忙殺され、優しさや思いやりを持てなくなってしまったのではないか? という事です。
在宅介護をされているご家族の皆さんにもよくある事ではないでしょうか。
(子育て中の私も子ども達に対して日常茶飯事です!)
ケアを行う全ての人は、誰もがもっと心ある丁寧なケアを行いたいと思っているに違いありません。
それはきっと、面倒くさそうに淡々と行うよりもずっと楽しくて充実しているはずです!!
もし、弊社製品を使うことで、人手不足の問題や倫理的ジレンマ等の課題が少しでも解消され、元々やりたかった本来のケアへと繋がれば、私はこれ以上嬉しいことはありません。
最後に、もともとは医療現場で起きた『怒り』から始まった事業でしたが、製品の開発においては、介護施設(老健様・特養様・訪問看護事業者様)や医療従事者(医師・看護師)、そして介護専門学校の皆様にご協力いただきました。専門的な監修だけでなく、並々ならぬ励ましと勇気を与えて頂きましたことに、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
祖母は生前大変重度の骨粗鬆症で、圧迫骨折を何度も繰り返していたために、少し体を動かしただけでとても痛がる状態でした。そのため、家族は本人の痛みを確認しながら慎重に世話をしておりました。
度々そのような現場に出くわしましたが、看護師さん達に共通して言えるのは、いつも『面倒くさそだった』ということです。一番胸が痛かったのは『機械浴』に連れて行かれた時の出来事です。
『機械浴』とは、歩いたり座ったりしにくい方が、座ったまま(或いは寝たまま)入れる入浴方法のことです。しかし、ベッドから車椅子やストレッチャーへ移動させなくてはいけないので少しは体を動かします。
「あいたー!あいたー!(痛い!痛い!)」と泣き叫ぶ祖母には目もくれず、優しい声を掛けることもなく、看護師さん達は淡々と祖母を車椅子に乗せ換え機械浴へと連れて行きました。
その頃の祖母は、異様に痩せて活力も落ち切っており、誰の目からみても死期が近づいているのが分かる様相でした。そんなおばあちゃんがこれほど痛がっているのに、無理やり入浴させる意味があるのでしょうか?
しかし、独自に調べたところ、体拭きとベッド上での洗髪は清潔を保持するための一つの選択肢ではあることが分かりました。
そして、ベッド上での洗髪が難しく面倒くさい作業である為、医療や介護現場では
積極的に行われていない現状があることも知りました。
もしかしたら、その病院の看護師さん達も、手間のかかる作業を避けたかったのかもしれません。
ほどなくして祖母は亡くなってしまいましたので、結局何もしてあげる事ができませんでした。
しかし、祖母と同じように強引に機械浴へ入れられている方や、在宅介護で気軽に入浴できない方は世界中にいらっしゃるのではないかと思い、製品化を進める事にしました。
祖母が入院していた病院の看護師さん達も、かつては高い志を持って、患者さんの気持ちに寄り添った丁寧なケアを行おうとしていたに違いありません。しかし、日々の業務に忙殺され、優しさや思いやりを持てなくなってしまったのではないか? という事です。
在宅介護をされているご家族の皆さんにもよくある事ではないでしょうか。
(子育て中の私も子ども達に対して日常茶飯事です!)
ケアを行う全ての人は、誰もがもっと心ある丁寧なケアを行いたいと思っているに違いありません。
それはきっと、面倒くさそうに淡々と行うよりもずっと楽しくて充実しているはずです!!
もし、弊社製品を使うことで、人手不足の問題や倫理的ジレンマ等の課題が少しでも解消され、元々やりたかった本来のケアへと繋がれば、私はこれ以上嬉しいことはありません。
最後に、もともとは医療現場で起きた『怒り』から始まった事業でしたが、製品の開発においては、介護施設(老健様・特養様・訪問看護事業者様)や医療従事者(医師・看護師)、そして介護専門学校の皆様にご協力いただきました。専門的な監修だけでなく、並々ならぬ励ましと勇気を与えて頂きましたことに、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
株式会社ワノケア
代表取締役 Nagai Yukie
代表取締役 Nagai Yukie
介護をしている全ての人を製品で支え、
高齢者の幸せに貢献する。
和という言葉には「なごむ・争わない・英知の結集・ニッポン」という意味があります。
また、『輪』という言葉には、「人と人との繋がり・まわる・めぐる」という意味があります。
私たちは、介護する人の心の余裕や笑顔を製品で支え、高齢者の幸せに繋げていきたいと考え、
社名を「ワノケア」と名づけました。
社名 | 株式会社ワノケア |
---|---|
代表取締役 | 永井 幸絵 |
設立 | 2018年9月14日 |
住所 | 267-0061 千葉県千葉市緑区土気町1691-35 |
URL | https://wano.care |